彼此ともつかぬ場所


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2009/04/30
炒り豆をめぐる冒険] 前書き
2009/04/30
炒り豆をめぐる冒険] 
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炒り豆をめぐる冒険] 後書き
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 概要: 

炒り豆をめぐる冒険] 前書き

 概要: 【文庫本68頁・初出2007/11/27】剣士として出仕中の彼氏に会いに、待ち合わせの街にやってきたら、とんでもない事に巻き込まれて……!? 近世風な世界が舞台のコメディ調ドタバタ活劇。 PG12:直接的な表現はありませんが、性に関わる記述が一部含まれています。...

炒り豆をめぐる冒険] 

 概要:  おおー、着いたぞーっ! そう心の中で叫んでから、リーナは大きく伸びをした。豪快な動きに合わせて、太い三つ編みがぶんぶんと揺れる。 喧騒渦巻く、州都の停車場。つい今しがた停まったばかりの乗合馬車から、リーナに少し遅れて、残る乗客がのろのろと地面に降り立ちはじめた。皆一様に疲れの目立つ表情で、大儀そうに腰を叩いたり伸ばしたりしている。「リーナちゃんは元気ねえ」「へへへへ、そりゃー、若いですからね!」...

炒り豆をめぐる冒険] 

 概要: 「いやーん、かっわいー!」 市《いち》の立つ広場の一角、硝子細工の装飾品を並べた小さな屋台店の前にリーナはいた。キラキラと目を輝かせながら、組み合わせた両手を右頬に当てて、うっとりと首飾りに見入っている。「お嬢ちゃん、お目が高いねえ。それ、ウチの自信作だよ」「そうなんですかー。こんなに綺麗なの、私、今まで見た事無いですよー」「嬉しい事言ってくれるねえ」 鼠色のショールをまとった年配の女が、ワゴンの...

炒り豆をめぐる冒険] 

 概要:  二人組の男に飛びかかられて、問答無用に口を塞がれ、力任せに引きずられ、馬車に押し込まれて。 未だかつて無い非常事態に、半ばパニック状態に陥りかけたリーナを正気づかせたのは、馬車の中で待ち受けていた中年の男の、くるりんと見事なカールを描《えが》いた口髭の存在だった。「さあ、アレを返してもらおうか」 細面の輪郭からはみ出た焦げ茶色の巻き髭が、口の動きに合わせてゆらゆらと揺れるさまに、リーナは思わず二...

炒り豆をめぐる冒険] 

 概要: 『風雪花』と書かれた扉を開け放した途端、甘ったるい香りがサンの身体を包み込んだ。薄暗い店内、釣り灯籠が投げかける華やかな光に、お香の煙が薄っすらと渦を巻く。カイが追いついてきたのを目の端で確認してから、サンは室内へと足を踏み入れた。「ちょっとお兄さん、一体……」「悪い、上がらせてもらうよ」 出迎えの女を軽やかにかわし、サンは早足で真っ直ぐ広間の奥へと向かう。何事か、と視線を向ける女達に、にっこりと微...

炒り豆をめぐる冒険] 

 概要:  耳たぶを引っ張られながら、カイが扉の向こうに姿を消した。廊下に反響した悲鳴が、ゆっくりと遠ざかっていく。 苦笑を浮かべつつ、サンは静かに立ち上がった。ようやく訪れた二人きりの時間である。彼は今まで座っていた椅子を脇へよけ、ベッドの縁に腰をかけた。そうして、ぽんぽん、と優しくリーナの頭を叩く。「まったく。無茶にもほどがある」 言いたい事は山ほどあったが、それを全部彼女にぶつけるわけにはいかないだろ...

炒り豆をめぐる冒険] 後書き

 概要:  もともとは閲覧に年齢制限をつけてサイトで公開していた物語だったのですが、思うところあって今回、全年齢向けとして一部を改稿いたしました。 この物語は、「炒り豆」と「イケてない名前のアレ(ネタバレ対策:笑」という大きく二つのネタで構成されています。後者については、低年齢の方にはちょっと理解しがたい部分が含まれているような気がしますので、念のために「12歳以上対象(PG12)」とさせていただきました。 文章...
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